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神割崎

[自然,泊まる,観る,食べる,体験/学ぶ]
志津川湾の南岸、戸倉半島の先端部に位置する南三陸屈指の景勝地で、岬が断ち切られたように裂けており、境争いを収めるために神様が割ったと伝えています。

二つに割れた奇岩の間から荒波がしぶきを上げながら押し寄せる様子は迫力満点。全国の「白砂青松百選」に選ばれ、例年2月中旬と10月下旬にはちょうど岩の間から日の出を望むことができます

キャンプ場やレストハウスが整備されており、快適に利用することができます。

住所 〒〒986-078  宮城県本吉郡南三陸町戸倉字寺浜
内容 [神割伝説]
海の青さと松の緑のコントラストが美しい神割崎は、古くから境争いの場でもあったようです。

伝えによると、流れ着いたクジラ(「寄り鯨」は貴重な資源でした)をめぐって長清水浜と十三浜が争いになり、明日は血の雨かと思われた夜半に突然大音響が鳴り響き、岬がクジラもろとも引き裂かれたので、これは神意であろうと考え、避けたクジラを分かち合い、裂け目を村境として定めたのだと云います。

現在でもそこが南三陸町と石巻市との境界になっており、裂け目のあいだから昇る朝日を見ることのできる3月末と10月末には朝早くから多くの人で賑わいます。

また、神割崎周辺は自然観察にも最適です。
海岸の岩場やクロマツの木陰には、ニッコウキスゲやスカシユリ、ハマギクなど、初夏から晩秋まで色とりどりの花が咲き乱れます。沖合いの島はウミネコの大繁殖地になっており、ハヤブサなどの猛禽類も姿を見せます。
海岸の岩礁にはヤドカリやイソギンチャクなど磯の生物がいっぱいですが、その岩礁自体も中生代ジュラ紀の地層からなっており、地学観察にももってこいです。
エリア 南三陸エリア 石巻・女川・東松島エリア 
アクセス ・仙台から国道45号で約120分/約90km
・三陸自動車道桃生津山ICから約40分/約26km
・三陸自動車道登米東和ICから約50分/約30km
駐車場 無料駐車場有り
予約・問い合わせ 「神割観光プラザ」
電話番号
PC関連サイトURL http://www.m-kankou.jp/facility/kamiwarizaki/

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